基準をあげる

かつて

「基準をあげる」

と教わった。


文脈からして

相対的な基準をあげる

ことを意味していた

と思う。


もちろん

それはそれで

大切なこと。


ただ、

あげた基準と現実とに

ギャップがある限り

まだまだ、

という気持ちを

拭い去ることはできず

ときに苦しくなります。


基準をあげる前に

判断基準を見直してみよう。


相対的な基準ではなく

絶対的な基準に。


絶対的な基準とは

人と比較するようなものではなく

あなたはあなたのままで価値がある

ということ。


人の命には

一つ残らず

価値がある。


赤ちゃんも学生も

会社員も経営者も

女も男も

どの命にも

全て価値がある。


命の尊さに対して

しっかりと価値を見出し

しっかりと味わってから

相対的な基準に目を向けよう。


命に絶対的な価値を

見出すことができたあとに

相対的な価値に目を向けよう。


あなた自身が

命に価値を見出すことができれば

相対的なことで一喜一憂することは

なくなるに違いない。


何をしても

何をしなくても

あなたはすでに

価値ある素晴らしい

存在なのだから。